MASYSにおける補償管理
MASYSでは、発明者への出願補償・登録補償に関する一連の業務を管理・遂行するための機能を備えています。
補償処理の流れ
下記の手順で処理を行います。
- 補償額マスタ、計算条件マスタの設定
- 発明者明細データ入力
- 補償チェック
- 各種必要帳票
- 未→済変換
社内規定に従い、補償額、計算条件をマスタで設定します。
※端数処理については計算条件マスタで設定できます。
経過管理画面のデータ入力、編集で発明者の明細データを入力します
補償区分、計算分子、計算分母を入力し、出願補償金、登録補償金を書込処理しておきます。金額は自動計算処理されます。
発明者に補償をする・しないの設定は、補償区分マスタで設定します。
補償チェック
チェックリスト等で確認することができます。
各種帳票を出力します
譲渡証、出金額集計表(現金支払い用)、支給一覧表(振込み用経理向け)、領収書、支払明細通知などの補償業務に必要な各種書類を出力することができます。
未→済 変換
未→済の変換は今回補償処理を行った分について重複して補償しないように出願補償、登録補償に「済」を自動セットする処理です。
どうしても対応できない場合はカスタマイズします
MASYSの標準機能で出願補償と登録補償の業務を処理できないという場合は、カスタマイズで対応することも可能です。
また、企業ごとに独自の複雑なルールで運用されることが多い「実績補償」については標準システムの機能として用意することは不可能ですが、どうしてもシステム化したい場合はご相談ください。低コストで実現できるパターンから、複雑なルールを本当にシステム化してしまった場合まで、様々な事例がございます。貴社のルールに応じて最適な機能をご提案させて頂きます。