MASYS-FPは外国特許(実用新案・意匠)を管理します。
MASYS-FPは外国特許(実案・意匠)を管理するシステムです。期限管理、経過管理、年金管理といった基本的な機能に加えて、PCT出願などの広域出願とその各国移行の管理、ファミリー管理機能などを搭載し、貴社の外国特許管理業務を適切に支援します。もちろん外国特許特有のマスタや管理項目なども追加されています。
国内特許管理システム(MASYS-PA)との連携
パテントファミリー出力と外国出願状況の自動書込み機能追加等、国内特許管理システム(MASYS-PA)の国内データとの連携機能が充実しています。
データ自動作成
対応出願を指定して国内出願データから外国出願管理データを作成
外国出願 <―――――― 国内出願
(対応日本出願情報セット)
広域出願は国内段階移行の際に下記のデータを作成
国別管理レコードを自動作成 ―――――> 外国出願状況(追加自動書込み)
PCT出願で日本を指定したとき ―――――> 日本管理データ自動作成
対応国内出願から複数の基礎出願を指定して転送
優先権主張出願にチェックを入れてPCT出願にすると、国内移行期限や国際予備審査請求期限を自動セットします。基礎出願は4つまで指定できます。
パテントファミリー
上記相互自動データセット機能により日本出願と外国出願の関連情報がセットされます。これを利用してパテントファミリー情報を出力することができます。
作成キー:何を手がかりにしてファミリーを抽出するかの選択を行います。
一般的な優先権情報による硬直的な紐付けによる抽出ではなく、目的に合わせてファミリーを柔軟に認識して抽出することができるように工夫しています。
- 対応整理番号:同じ対応出願をもつグループを抽出します。
- 整理番号グループ:整理番号を付与する際に同じ技術テーマについては同じ整理番号
- 関連テーマ:同じ関連テーマを持つグループを抽出します。
※要素を付けていればそれを含むグループの抽出が可能になります。
(例)100-US、100-GBのように付与すると「100」のグループとして抽出。
広域出願(PCT出願・EP出願)の管理機能
PCT出願・EP出願などの広域出願については、広域出願段階における出願日、出願番号を別途国際出願日、国際出願番号として追加設定し、国内段階移行の際、国際出願番号は国際出願番号へ、国際出願日は国際出願日に移行すると同時に国内出願日へ同時移行を行います。例外の国については後で手修正をお願いします。
(※出願番号については国内以降段階で独自の番号がつくので移行しません)
ファミリー管理機能
ファミリ番号と基幹区分を追加して外国出願のファミリー管理を行うことができます。同じファミリ番号を持つ出願を同じグループとし、この中で親出願に相当するものを基幹区分で識別します。
MASYSに関するお問い合わせやデモ(詳細説明)のご要望は下記にご連絡ください。
- 電 話: 03-6206-4966
- E-mail: ir@nihon-ir.co.jp
※ZoomやTeamsなど、WEB会議システムによるデモにも対応しております。
ご希望の方はお申し付けください。